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ピーター・グルンワルドについて

ピーター・グルンワルドはドイツに生まれました。3歳の頃から近視と乱視のため27年間メガネをかけていました。 彼の吃音と姿勢も年毎に悪くなり, メガネも度が強くなりました。 転機はオーストラリアでアレクサンダー・テクニークを学んだときに来ました。 姿勢と話し方が良くなり, 目を自然に良くするベイツ・メソッドに出会ったのです。 そして彼はドイツで, 世界的に有名な視覚教育家であるジャネット・グッドリッチ博士の訓練を受け, 18カ月後にはメガネを完全に手放すことができました。

こういった経験を経てピーターが発見したことは, 視覚システムの中にはヒトの体のあらゆる部分の縮図が含まれており, 目それ自体が脳の対応する構造につながっているということでした。 視覚システム(目とそれを支える神経構造)の中には, 自律神経組織(爬虫類の脳), 感情(大脳辺縁系)と考える能力(新皮質)へのつながりがあることが見つかりました。 20,000件をこえるワークショップや個人的セッションにおいて見られたことは, 脳と目と身体的協調作用に深い変化が起こり, それにともなって視覚, 姿勢, 感情的バランスと脳のはたらきが良くなったことでした。

彼は日本を含む世界中をまわって合宿と個人レッスンで指導をつづけています。 慈悲と深い理解に満ちた彼の仕事で多くのひとびとが目的を達しました。 彼は家族とともにニュージーランド在住です。

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